寝起きが悪い方へ
以下のような項目に該当される方はご相談ください
- 朝起きた時に頭痛がする
- 寝ても頭がスッキリしない
- 寝たのに疲れが取れていない
- 朝起きた時に疲労感を感じる
上記のような寝起きが悪い場合は睡眠時無呼吸症候群が考えられます。睡眠時無呼吸症候群では睡眠の質が低下することで日常生活やご自身のお身体に影響を及ぼすことがあります。些細なことでも構いませんのでお早めにご相談してください。
朝の目覚めが悪い方へ
「朝起きた時の頭痛がする」「なかなかベッドから起きれない」「寝たのに疲れが取れない」「起床時に倦怠感を感じる」といった症状は皆さんも経験したことはあるかと思いますが、これらの症状が慢性的に続く場合はお早めにご相談してください。
ちゃんと寝ているのに上記のような症状を感じてしまう方は睡眠時無呼吸症候群という病気の可能性が高いです。何が原因で症状が発症しているのか把握するために検査をして、適切な治療を受けていただくことが大切です。朝の目覚めが悪い場合は日常生活にも大きな影響を受ける可能性があります。決して軽視せず、お早めにご相談してください。
朝の目覚めが悪い時に受けていただく検査とは?
睡眠時無呼吸症候群が原因で上記のような症状が発症している可能性が高い場合は、ご自宅で簡単に行える検査を受けていただきます。この簡易検査は専用のセンサーを手指と鼻に装着し、普段通りに眠っていただくだけとなります。機器を手足や鼻に装着することで、睡眠状態を検査することができます。この検査は保険診療の範囲内で受診することができます。
この簡易検査は、睡眠状態を測定する日だけ装着して就寝していただきます。そのため、何日も睡眠状態を計測することはありません。睡眠状態の計測後は、1~2週間後に検査結果がクリニックに届きます。簡易検査を受診されましたら2週間後くらいに当院までお越しください。
朝の目覚めが悪い場合の改善方法について
寝起きを良くするためには、以下のような取り組みが推奨されています。参考までに一度ご覧ください。
入浴する
入浴すると身体が温まり、入浴後は徐々に身体が冷えていきます。身体が温まってから徐々に冷めていくこの過程が入眠をよくすると言われています。夏場はシャワーで済ませてしまう方も多いかと思いますが、できるだけ入浴するようにしてください。ただし、長時間の入浴は逆効果とありますので注意してください。
自分自身に合った寝具を用意する
ベッドや枕、かけ布団、寝巻の生地など、ご自身に合った素材のものを用意するようにしてください。特に苦労されるのが枕の高さかと思います。枕を何度も買い替えることは非常にお金もかかりますので、タオルを敷いて理想の高さに調節することも効果があります。
お問い合わせ
起きた時の目覚めが悪い・寝起きが悪くても特に問題意識を持たれる方はそう多くはないかと思いますが、ちゃんと睡眠時間を確保しているのに目覚めが悪い・寝起きが悪い場合は、睡眠時無呼吸症候群などの病気の可能性があります。
特に睡眠時無呼吸症候群の場合は、生活習慣病(高血圧、糖尿病など)、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの病気を引き起こすリスクが高まると言われています。決して自己判断で軽視はせず、少しでも気になる症状を感じた際はお早めにご相談してください。
監修:たじま医院 副院長 石井宏則