麻疹(はしか)抗体検査について

現在、流行している 麻疹(はしか)は麻疹ウイルスによる発熱と発疹を主な症状とする感染症です。麻疹の検査方法については、ウイルス分離法やPCRを用いた遺伝子検査がありますが、通常は血液を採取し血清抗体検査を行う事が一般的になります。抗体にも様々な種類があります。自然感染が考えられる際の急性期には、IgM抗体を調べます。しかしながら発疹出現後、4日以内に採血された場合や、ワクチン接種済みの方でに発症した修飾麻疹では陽性とならない場合がある為に注意が必要とされます。
したがって、ワクチン接種の目安やワクチン接種後の効果判をみるには、感度が高いとされるIgG抗体が適しています。当院では採血にてIgG抗体を、予約なくいつでも調べることが出来ます。費用は3950円(税込み)となります。ご希望の方はお気軽にご相談ください。